書は言を尽くさず、

本読んだりしています

2005-01-01から1年間の記事一覧

『東京タワー』

あれ、本当に江國香織が原作? と思わせるようなすっきりとした結末。どうやら原作と結構違うみたいですね。映画化に伴うアレンジだろうけど、多分正解。消化不良のもやもや感と放り投げ具合が売り*1の作家なので、そのまま映像化しても多分ドラマ性に欠ける…

麻耶雄嵩講演会

ワセダミステリクラブ主催による毎年恒例の講演会。 てなわけで早稲田祭の真っ只中に入り込んだわけですが、純粋にお祭気分を体感できない自分がいましたよ。去年はそれなりに出店を見たり何か買って食べたりしたんだけど。今年は売り子の女の子二人組に大隈…

阿部和重 『阿部和重対談集』

小説家、評論家、映画人、俳優などとの対談集。 対談を読んでいて思ったが、この人は映画本当に撮る気あるのかな。とりあえず文学界で(ていうか主に高橋源一郎や蓮實重彦に)ちやほやされている現状の中から見い出せるもので満足しているんじゃないかなぁ。…

小林泰三 『目を擦る女』

日曜洋画劇場 『LOVERS』

アクションは『HERO』よろしくな感じですね。しかし展開に難あり。どんでん返しする分にはいいんだけど、なんかとっ散らかったまま終わってしまった感がある。ボケたらボケたでつっこまなー。 結局チャン・ツィイーが散々な目にあっただけの映画のような気が…

島田荘司『摩天楼の怪人』サイン会

貫井徳郎*1に引き続き、三省堂神田本店にてサイン会。 とにかく長蛇の列。貫井さんの時とは比較にならない。また、年齢層も段違いに高い様子。大学時代の友達と一緒に行ったが、俺らが一番若いんじゃなかろうかと思った。 島荘は…すげぇ。極めてにこやかなの…

今週の『蒼天航路』

あと2回らしいです。んー尻切れになりそうな予感がふつふつと。それと蒋欽カワイソス

飛鳥部勝則盗作疑惑

知ってはいたけど、ついに検証サイトが。*1 飛鳥部ファンとしては2つの悲しい点がある。 1つは、飛鳥部勝則という作家がほぼ盗作と捉えて間違いのない行為を行ったこと。正直、これは弁護のしようがなかろうて。自分は、飛鳥部作品のミステリ要素の散りば…

『チャーリーとチョコレート工場』

うまいねこりゃ。 二時間弱で無駄なくまとまりの良い仕上がり。 ジョニーデップはキモキャラを巧く演じきっていた。しかも終盤は若干泣かせよるし。 そして何よりウンパルンパのダンスミュージック。音楽プロデューサー、ダニー・エルフマンの手腕をこれでも…

ミステリ経験値*3

みすらぼ*1経由でTomo-sさんより。 *1:http://mystery.parfait.ne.jp/

貫井徳郎 『悪党たちは千里を走る』

人には向き不向きというものがありまして…

日テレ

TV

ケビン・クローンを実に4年ぐらいぶりに見た。名前覚えてた自分に驚き。

書評右翼・書評左翼*4

魔王14歳さんより。 ちょこっと自分に当て嵌めて考えてみたわけですが。

麻耶雄嵩講演会情報

http://www10.big.or.jp/~wmc/cgi-bin/clubnote/minibbs.cgi 去年は貴志祐介だったなぁ。今年も行ってみるか。 しかしこの掲示板、title直した方がいいよ。

横浜市立図書館 インターネットで貸出予約可能に*5

某N東京市ではとっくの3年前に実現していた話なんですがまったく横浜市は以下略 ともあれこれでようやく図書館が何とか実用に耐えるものになりますわ。

川崎市長選のポスターが危ない

ええんかこれ版権的に

そんな俺は横浜市民

森博嗣について

N大辞めてたの?っはー!*1 *1:友人からの報とWikipediaより。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%8D%9A%E5%97%A3

貫井徳郎 『悪党たちは千里を走る』 サイン会

三省堂書店神田本店にて。神田本店で買った人に整理券という形だったので、前日に電話予約して取り置いてもらう。何故か番号3番だった。でも番号順でなく並んだ順なので関係なし。三省堂書店は本屋には珍しいポイントカードシステムがあるらしいので折角だか…

当たったあぁぁぁぁあぁ! ↓

やっぱり一番忘れられないトマホーク

TV

さらば内P

「The Tour of OZ#」100s

チケットは定価の半額以下で購入する事が出来ました。ほんとすんません。 浮いた分でTシャツを買ってトイレで着替えてライブに臨む。Zepp Tokyoは想像より広い。キャパ2700人ってこれくらいなのかね。 いやー始まってみればあっという間の2時間。アルバム『…

森博嗣 『τになるまで待って』

そういった、何故そうしたのか、という理由に立ち入ると、最初から数々の可能性が否定されてしまうことになるんじゃないかな。そうじゃなくて、物理的にどんな方法が現実にありうるのか、をまず問うべきだよ。理由というのは人間の気持ちの問題であって、そ…

井上雄彦 『バガボンド』(21)

カバーの材質、題字と巻数のロゴが変わってなんか微妙。 内容も若干の違和感が。主体が武蔵に戻った途端に吉岡一門との対決へ移るのは唐突すぎる。一応、辻風黄平戦から直結するように描かれてはいるが、いかんせん読者はついていけない。何か一つ闘いを挟ん…

壁登りナイト

WEB

それは壁というにはあまりにも高すぎた。高く、ぶ厚く、険しく、そして大雑把すぎた。 異質で楽しい一夜を過ごす事が出来ました。もうね、シンガー板尾とかね、まぁね。 全般的に知らない曲ばかりで自分の不勉強さを痛感しました。それでも強く踊り続けてい…

朱川湊人 『かたみ歌』

ところで皆さん

WEB

壁登り*1ますか? *1:http://d.hatena.ne.jp/crazy-climbers/

麻耶雄嵩 『神様ゲーム』