2006-01-01から1年間の記事一覧
第120回直木賞受賞作。
面白かった。月9のわりに相当なハジけ具合。白目、気ぐるみ、プリごろ太、おなら体操等々。 というか何よりの見所はキャスト。 やっぱり上野樹里。髪型のおかげか物凄く可愛くなりました。 そして玉木宏。「怒りのあまり笑えてくる」演技や、指揮のシーンは…
また来年 はてなダイアリーブック欲しい!
アジカンライブ初参戦。 アリーナのキャパシティは半端なく、スタンド席からでは、ごっちその他のメンバーは豆粒のようにしか見えない。 いきなり「センスレス」*1から始まったのでどうなることかと思ったが、終了後振り返ってみるとシングル曲やアップテン…
第55回日本推理作家協会賞、第23回日本SF大賞をW受賞。
凄い……。一言で表すと陳腐になり、また一言で済ませられるほど薄っぺらい内容でもないため不躾になるとも考えるが、とりあえずあれだ。 「文化系の悲哀」。 なんだろうね、これ。この容赦なくおぞましい精神的なエグり込みは。読んだ時期は今で正解だったと…
「続きはどうすんだよ!」
「すべては、イメージだ。生きていることも、生きているとイメージしているだけだ。死んでいる状態も、生きているものが、死んでいるとイメージしているだけだ。」
第52回江戸川乱歩賞受賞作。
いや実に的確かつ効果的に嫌味を言うな そんな才があったとは
原作は奥田英朗、だが未読。 監督・脚本は『時効警察』や『亀は意外と速く泳ぐ』の三木聡。キャスティングは、オダギリジョーに加えて岩松了、ふせえりら*1、三木作品お馴染みの面々に加え、ガキ使のおばちゃん1号や空耳アワーで良く見る人*2等、バラエティ…
作中でも幾度となく使われているように「青春モード」の粋がここにあり。嗚呼切ない片想い。 中盤、様々な人間関係が一様に硬直状態に陥ってた部分もあったが、それでもポエム(笑)を駆使して丁寧に登場人物を描写していた。終盤に至っての「事件」は、物語…
「講談社BOX」。その名のとおり、辞書のような箱付きの装丁となっている。しかし箱の中の本体は安っぽい。DVD等と並べて立てれば映えるかもしれないが……。 偶然見つけたサイン本。結構な数出回っているとの話も聞いたが。
「今の私に小説なんて書けるかしら」 「書けるに決まってますよ。だって、小説を書くような心で書いたら、それはもう、小説なんですから」 「美しい言葉ね。誰の言葉?」 「僕の言葉です。僕が思い、僕が考え、僕が信じる言葉です。」
今クールは珍しくドラマを見ています。 「のだめカンタービレ」と「嫌われ松子の一生」。 感想は全部見終わってからのつもりでしたが、とりあえず言わせて欲しい。のだめ最高。上野樹里は神。伊武雅刀は仏。 松子は第四話をうっかり見逃したのでテンション下…
ISBNはない。云わばコピー誌。3者によるエンターテインメント作家・作品を対象とした評論集。対象作家は、浦賀和宏、佐藤友哉、沙藤一樹、島田荘司、殊能将之、西尾維新、貫井徳郎、東野圭吾、古川日出男、舞城王太郎、麻耶雄嵩、森博嗣……(抜粋)。 半年と…
シングルのカップリング曲と未発表曲と人気曲のライブバージョンを収録した一枚。 初回限定版のみライブ映像DVD付き、ということで買ってしまった。まぁジャケットに惹かれたのも大きいが。 「ロケットNo.4」「絵画教室」「堂々巡りの夜」あたりが好み。ライ…
「そうなんだが――問題はね、その鞄にとっては僕が鞄だ、と云うことだ」 京極堂シリーズ最新作。
福井晴敏節満載の熱くて渋いオヤジたちの戦い。福井的な漫画っぽいエンターテインメント性はやはり感じたけども『ローレライ』ほどではなかった。それにしても「某国」か・・・。 終盤の真田広之と中井貴一のオッサンバトルは見応えありました。
結末の見えている(既に3巻前に書いている)決闘を引き延ばすことに面白みは感じられない。伝七郎・武蔵各々の決闘に向けての心境を丁寧に掘り下げているのは解るのだけど。
十八歳の頃ならともかく、三十六歳の私がなんだってこんな神がかりなこと言われてそれを信じなくてはいけないんだよ、って。もっと現実的にいこうよ、もういい年なんだからって、そう言いたかった。私たち、大人でしょ。もうゲームはやめて、おじさんおばさ…
冒頭とラスト、田中麗奈の棒読みナレーションは耐えがたいものがありました。役柄というのもあるが、あれは興が削がれる。
「踊る大捜査線」からのスピンオフ。亀山・本広コンビが2時間を退屈させることなく演出していました。ラストは若干拍子抜け感が否めないが。 脇がよい。國村隼、次いで寺島進が特に良い。しかし石井正則は何に出ても同じような役。