書は言を尽くさず、

本読んだりしています

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「木曜組曲」

原作、恩田陸。原作は偉大な小説家の存在を通して「創作者」の何たるかを複数の視点から探る作品(書評風)でなかなか面白かった。ただ場面転換などの動きが少ないだけに影像化はどうかなぁと思っていたのだが、何とも地味で静かな日本映画っぽい仕上がりに…

森博嗣 『工学部・水柿助教授の逡巡』

取り上げたい物言いはいくつもあったが、このシリーズは森博嗣にしては饒舌すぎて、引用しようとすると5・6行は引っ張らないと意味が通らなくなる。これは厳しい。

「オーシャンズ12」

面白かった。肩肘張ったアクションやサスペンスよりも洒落の利いたコメディタッチの方が好みなので。ただ、前作「11」を見てなかったのは不覚。そのせいで誰がどんな特長持ってるんだか解らない。途中15分ぐらい寝てたから尚更。「11」TVでやってたのに勿体…

森見登美彦 『四畳半神話大系』

おかげで私は「空気の読めない男」というレッテルを貼られた。しかしそれは誤解と言うほかない。空気が読めないのではなく、誰よりも細かく空気を読んだ上で、意図的に何もかもぶち壊していたのである。 傑作だ。惜しむらくは京都に住んでいたらもっと楽しめ…

冨樫義博 『HUNTER×HUNTER』(21)

キルアの覚醒が抜群の見所?

小畑健・大場つぐみ 『DEATH NOTE』(5)

一回は一回です。