書は言を尽くさず、

本読んだりしています

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

京極夏彦 『邪魅の雫』

「そうなんだが――問題はね、その鞄にとっては僕が鞄だ、と云うことだ」 京極堂シリーズ最新作。

『亡国のイージス』

福井晴敏節満載の熱くて渋いオヤジたちの戦い。福井的な漫画っぽいエンターテインメント性はやはり感じたけども『ローレライ』ほどではなかった。それにしても「某国」か・・・。 終盤の真田広之と中井貴一のオッサンバトルは見応えありました。

井上雄彦『バガボンド』(24)

結末の見えている(既に3巻前に書いている)決闘を引き延ばすことに面白みは感じられない。伝七郎・武蔵各々の決闘に向けての心境を丁寧に掘り下げているのは解るのだけど。

田口ランディ 『オカルト』

十八歳の頃ならともかく、三十六歳の私がなんだってこんな神がかりなこと言われてそれを信じなくてはいけないんだよ、って。もっと現実的にいこうよ、もういい年なんだからって、そう言いたかった。私たち、大人でしょ。もうゲームはやめて、おじさんおばさ…

『容疑者 室井慎次』

冒頭とラスト、田中麗奈の棒読みナレーションは耐えがたいものがありました。役柄というのもあるが、あれは興が削がれる。

『交渉人 真下正義』

「踊る大捜査線」からのスピンオフ。亀山・本広コンビが2時間を退屈させることなく演出していました。ラストは若干拍子抜け感が否めないが。 脇がよい。國村隼、次いで寺島進が特に良い。しかし石井正則は何に出ても同じような役。

森博嗣 『εに誓って』

『超『ぷっ』すま』

TV

さまぁ〜ずが出てた前半は内Pみたいな空気だった。特に日村宅でのはしゃぎ方とか。 後半はあかんかったなぁ。何がって石原さとみのピントのズレ具合が。

『サマータイムマシン・ブルース』

これは面白かった。タイムマシンという古典的な道具と、大学しかないのどかな町。2005年が舞台とは思えない懐かしさもあり。 それはさておきこの作品の肝は伏線の嵐。繰り返し見返す度に味わいが深まる傑作。ハリキリスタジアム。 あと上野樹里ってそんなに…

『人志松本のすべらない話7』

TV

レギュラー組のケンコバ、河本、ほっしゃんが不在。ケンコバは欲しかったなぁ…。 振り返ると新顔も比較的堅いメンツで、ハチミツ二郎も特にぶっ飛んではいなかった。異彩を放っていたのはやはりチャド。