書は言を尽くさず、

本読んだりしています

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

恒川光太郎 『秋の牢獄』

3編収録の短編集。

サンボマスター 『「音楽の子供はみな歌う」ツアー2008@渋谷 CLUB QUATTRO』

クアトロは人生初で、みっしり詰まった感じに驚いたが、会場の熱気をこれでもかと言わんばかりに盛り上げる効果はある。曲数は少ないように感じたが、冷静に考えると体感レベルの話かもしれない。 乏しい経験ではあるが、これまでの人生で最も狂ったライブだ…

B'z 『ACTION』

驚きの17曲収録。 全体的にロックよりもポップなナンバーが多く聴きやすい一枚。 以下にへヴィローテーションの曲を列挙。 ・「Perfect Life」 ギターリフと歌詞が最高。メロディ的にはCメロが良い。 ・「FRICTION -LAP 2-」 B'zお得意の全編英詩ロック。『S…

『L change the WorLd』*2

劇場版『DEATH NOTE』からのスピンオフ。 細菌兵器に関する組織との闘いが物語の主軸となるのだが、論理面での閃きや心理面での駆け引きには乏しい。「L」であることの必然や、「DEATH NOTE」らしさといったものが決定的に欠けており、ただのやんちゃなホラ…

古川日出男 『gift』

古川日出男の文章は読者の頭の深いところに入り込み、意地悪なほど想像力を掻き立てる。収録の20編はいずれも短く、一瞬で過ぎ去るように読めてしまう。大いなる物語の序章か終章をかいつまんだような書き様で、いずれも充足感とともに惜しさ・勿体なさを覚…