書は言を尽くさず、

本読んだりしています

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

乾くるみ 『クラリネット症候群』

徳間デュアル文庫として刊行された『マリオネット症候群』に書き下ろし表題作を加えた一作。

初野晴 『1/2の騎士 harujion』

『水の時計』の叙情性溢れる文章と扇情的なストーリーで横溝正史ミステリ大賞を受賞した著者の、『漆黒の王子』以来の長編。 女子高生と騎士の物語と聞き、冒頭での幽霊の如き騎士との出会いの経緯を読んで、果たしてどうなることかと思ったが、正直なところ…

伊坂幸太郎 『死神の精度』

6編収録、連作短編集。

浦賀和宏 『生まれ来る子供たちのために』

松浦純菜シリーズ最終巻。

小林泰三 『天体の回転について』

8編収録のSF短編集。 しかし、この表紙はどうにかならんもんか。

井上雄彦 『リアル』8

俺がPGなら──── それぞれの道が見えてきたここから、まさに真価が問われる。

ワセダミステリクラブ主催 法月綸太郎講演会

毎年恒例、早稲田祭でのミステリ作家講演会イベント。麻耶雄嵩以来の聴講。 以下、講演内容を抜粋して。 ・京大ミステリ研では読書会、犯人当て、合宿等の活動を行っていた ・『幻影城』全盛の時代 ・学生時代の探偵役は「林太郎」で、デビュー時に島田荘司…

法月綸太郎 『しらみつぶしの時計』

10編収録のノンシリーズ短編集。