ISBNはない。云わばコピー誌。3者によるエンターテインメント作家・作品を対象とした評論集。対象作家は、浦賀和宏、佐藤友哉、沙藤一樹、島田荘司、殊能将之、西尾維新、貫井徳郎、東野圭吾、古川日出男、舞城王太郎、麻耶雄嵩、森博嗣……(抜粋)。
半年という作成期間を経てようやく発行する事が出来たこの1冊。自分の稚拙で偏りきった感想に極めて近い批評もどきが、共同執筆者の確固たる評論と同列に並べられることに若干の恐縮さを覚える。しかし、この自分の青年としてギリギリの年齢で執筆した「もがき」を、是非とも「小説」というキーワードで繋がる方たちに読んでもらいたかった。
今日渡せなかった何人かには、いずれ会う機会に手渡ししたい。