2006-11-18 羽海野チカ 『ハチミツとクローバー』 全10巻 comic 作中でも幾度となく使われているように「青春モード」の粋がここにあり。嗚呼切ない片想い。 中盤、様々な人間関係が一様に硬直状態に陥ってた部分もあったが、それでもポエム(笑)を駆使して丁寧に登場人物を描写していた。終盤に至っての「事件」は、物語を締め括るのにどうしても必要な大イベントだった。 就職難、自分探し、淡い恋…ラストシーン、巡り巡って竹本に振り掛かる様々な感情。泣くよこれは。