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書は言を尽くさず、

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野崎まど 『舞面真面とお面の女』

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)
かつて財閥を築いた旧家に伝わる箱と石と仮面に関わる謎。様々な「天才」を描く野崎まどだが、本作での「天才」の見せ方はデビュー作や以後の作品と比べるといまいち映えない。些か大仰な風呂敷広げや軽妙な会話だとか、いかにも野崎まど作品らしいパーツばかりではあるが、本作に限っては自ら上げたハードルが高過ぎたか。ともかく方向性策定という意味での2作目としては大いに価値ある作品。