書は言を尽くさず、

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野崎まど 『パーフェクトフレンド』

パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)
「友達」とは何か、を知るために不登校から復帰する天才小学生。ゆるくてぬるい学校生活が描かれていくが、野崎まどのことだからこのままでは終わらんだろう、という予想は外れない。急展開と真相の提示。何というか、大それた構図を描くのが上手い作家だと思う。
尚、どうやら損をする読み方をしていたらしい。詳述はできないが、防げた事象であり自省とともに悔しく思う。