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西尾維新 『悲亡伝』

悲亡伝 (講談社ノベルス)
伝説シリーズ第七弾。
四国を出たら急に歩みが速まった。舞台は冒頭で広がり、更なる広がりを見せなら終幕する。新展開の始まりと、シリーズ終焉の始まりを兼ねているように見える。後者については本当に10巻で完結なら…だが。悲終伝だけ上下巻とか、続だの新だのニュー付けて続けたりしなくもなさそう。
四国シリーズの歩みに慣れていたので、やや駆け足な印象が残る。というか、結構バッサリ省いたのか。あとは主要登場人物がいつ省かれ…いや退場するのか。今後の展開に注目。