2006-05-20 大山尚利 『チューイングボーン』 book 第12回日本ホラー小説大賞・長編賞受賞作。 冒頭の謎が物語を強く牽引する。展開とオチは捻りが少ないかもしれないが、なんてことはない風景描写や細々とした心理描写が非常に丁寧で読ませる。 積極的に追いかけたい作家。