あの『六枚のとんかつ』と『動かぬ証拠』のシリーズが一冊にとのことだが、どうもイマイチな印象があるのは比較的まともに小説を書こうとしているからだろうか。特にノンシリーズのSFものはその傾向が顕著。全編「最後の事件」(著者自ら「買う気がなくなる」と言いのける一編)のような具合なら逆に評価は上がったかもしれない。
あの『六枚のとんかつ』と『動かぬ証拠』のシリーズが一冊にとのことだが、どうもイマイチな印象があるのは比較的まともに小説を書こうとしているからだろうか。特にノンシリーズのSFものはその傾向が顕著。全編「最後の事件」(著者自ら「買う気がなくなる」と言いのける一編)のような具合なら逆に評価は上がったかもしれない。