2005-09-04 瀬川ことび 『7』 book 著者としては珍しく長編なのだが、やや引き延ばし感が拭えない。しかし、視点人物・那津の心理描写は丁寧で好感が持てる。恐怖を誘うホラーというよりも、主人公の成長を描いた癒し系作品としての方が評価できる。