書は言を尽くさず、

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100s 『OZ』

OZ
1月下旬には手に入れ聴き始めてダイアリでも収録曲をちょこちょこ引用していたのだけどそろそろレビュー書けるかなと思った。…ていう満を持してみたいな雰囲気の割に大した事は書かない。いや書けない。だってこのアルバム完成度が高すぎるから。こんな僕に改めて何が言えるのかしら?まぁさておき。「OZ I」「OZ II」「OZ III」によって区分けされた3パート構成。「I」は邁進&勇姿、「II」は苦闘&打破、「III」は解放&昇華、をそれぞれ思わせる。各々ミニアルバムとしても充分に聴ける水準。それらを惜しげもなく結合し一作品としているんだからこんな贅沢な話はない。異様なハイトーンとそれゆえに聴き取りづらい歌詞はまさに中村一義。一方でバンドサウンド面は中村一義名義アルバム『100s』から遥かな進化。懐かしい部分も新しい部分もひっくるめて大好きだ。早くも2005ベスト盤候補。