2004-12-29 浦賀和宏 『彼女は存在しない』 book 再読。 思えばそれまで講談社ノベルスで安藤シリーズしか書いていなかった浦賀和宏が、初めて他社から、しかもハードカバーで出したのがこの作品だった。 文章も巧く、というより読みやすくなり、ミステリ的な手法もそつなくこなす。そんな一面を見せるようになったのはこの作品以降だったと思う。勿論それだけでなく浦賀節(○○○○○○、テクノとか)も満載だけど。