書は言を尽くさず、

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アーネスト・J・ヘンレイ 熊本博光 共著 『規制と訴訟の国アメリカ ―ベンチャー企業の苦悩』

規制と訴訟の国アメリカ―ベンチャー企業の苦闘
あーこりゃ酷い話ですね。アメリカの実態ってこんなもんなのかな。
でももっと酷いのは本書自体の散漫さだよ。面白いのは最初の主張だけで、後はその実例をつらつらと重ねていくだけ。それもきちんと順序立てているわけでなく好き勝手で大雑把だし。議論もなく、ただ偏見に基づいた攻撃性だけが前面に出ている。はっきり言って1章だけ読めば充分だよ。