2004-12-14 アーネスト・J・ヘンレイ 熊本博光 共著 『規制と訴訟の国アメリカ ―ベンチャー企業の苦悩』 book あーこりゃ酷い話ですね。アメリカの実態ってこんなもんなのかな。 でももっと酷いのは本書自体の散漫さだよ。面白いのは最初の主張だけで、後はその実例をつらつらと重ねていくだけ。それもきちんと順序立てているわけでなく好き勝手で大雑把だし。議論もなく、ただ偏見に基づいた攻撃性だけが前面に出ている。はっきり言って1章だけ読めば充分だよ。