2004-10-30 津原泰水 『蘆屋家の崩壊』 book 8篇収録の短編集。裏表紙の作品紹介では「幻想怪奇短編集」と銘打たれている。 だいたいの作品がおや? という流れのまま唐突に終わってしまい、しかも短編で分量が少ないので、くどさや冗長さすらも感じないままに読み終えた。あらためて考え直してみると、どの作品もそれぞれ印象的な部分はあった。短編なのでそれで充分とも思える。