第24回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
3つの視点によるSFミステリ。そのSF設定はどうも掘り下げが巧くいっていないように見えたが、一方でミステリ要素、とりわけ物理トリックには島田的なセンスオブワンダーを感じた。そんなわけでこの著者はSFとミステリ、どちらの畑に属するのかを考えると何となく後者のような気がする。
ラストは程よく抒情的。
第24回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
3つの視点によるSFミステリ。そのSF設定はどうも掘り下げが巧くいっていないように見えたが、一方でミステリ要素、とりわけ物理トリックには島田的なセンスオブワンダーを感じた。そんなわけでこの著者はSFとミステリ、どちらの畑に属するのかを考えると何となく後者のような気がする。
ラストは程よく抒情的。