書は言を尽くさず、

本読んだりしています

2004-06-24から1日間の記事一覧

桐生祐狩 『フロストハート』

目まぐるしいと言うよりも地に足の着かない展開。詰め込み過ぎだと思う。 解るような解らないような登場人物の言動。誰に対しても感情移入できないのは前作『夏の滴』と同様だった。 しかしこの作家にはどこか惹かれるものを感じる。こんな小説を書く作家を…

恩田陸 『木曜組曲』

過去に起きた女性作家の死について、その縁者である女性5人が意見を戦わせ真相へと迫っていく、という筋。過去を振り返るに伴い、登場人物それぞれの価値観が語られていく。特に「モノを書く」ことに対するスタンスの差が非常に面白かった。本書の読みどころ…

「元カレ」(再放送)

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どう考えても内山理名より広末だよ。