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書は言を尽くさず、

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舞城王太郎 『ディスコ探偵水曜日』

ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫) ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫) ディスコ探偵水曜日〈下〉 (新潮文庫)
舞城王太郎がデビュー作『煙か土か食い物』から『九十九十九』を経た先の進化系のような作品。文庫で上中下巻で長さは舞城の歴代作品でトップ。
理解が難しい点、理解しなくても構わないと思わせる点等、癖の強さに面喰う部分が多々ある。作品内での自己完結(舞城内完結)度合いもトップクラス。完結しすぎていて、もう作品自体が到達点染みている。
上巻中巻まではまだしも、下巻からは正直言って評価も感想も寄せようのなくなってしまうのだけど、それでも終焉の場面にて感動させられるのは、最早卑怯なほどの牽引力である。