2011-07-23 『Story Seller3』 book 新潮社編の短編集シリーズその3。 「読み応えは長篇並、読みやすさは短編並」。 伊坂幸太郎、本多孝好が抜け、湊かなえとさだまさし。 沢木耕太郎は相変わらず異様だが、エッセイとして一流のストーリーを奏でる。 湊かなえは初。良い意味でない強引さをやや感じた。 さだまさしの小説も初めて。心理描写を前面に出すスタイルと、手際の良い収束が印象に残る。 佐藤友哉、米澤穂信は相変わらず。有川浩はようやく手の出しやすい玉を置いてきた。