書は言を尽くさず、

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『手紙』

東野圭吾原作の、強盗殺人犯を兄に持つ男の人生を綴った一作を映画化。
主人公が目指すものがバンドでなくお笑いコンビである等、ディテールは一部異なるようだが、基本的な話の道筋は原作通りのようで、仕上がりも原作の安定性・質の高さを反映している。ただ、ラストの感動を考えると、やはりお笑いよりもバンドの方がよかったような。
沢尻エリカは特に興味なし。吹石一恵の出番が少なすぎて泣けた。
映画の出来はともかく、クリスマス直前にTBSはえらく重苦しいものを持ってくるなぁと思う。