書は言を尽くさず、

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吉田修一 『長崎乱楽坂』

解説にもあるとおり、本作の魅力と言えば、既往の日本にあったヤクザ絡みの一家の様子に尽きる。青春期の濃厚な体験によって押し潰された、肌寒いほどリアルな男の生き様。
著者は、田舎で暮らす男を描くのが非常に巧いと思う。