書は言を尽くさず、

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乙一 『小生物語』

小生物語
著者のホームページ及びWebマガジン幻冬舎に連載されていたものに加筆修正を加えたもの。日記形式で「小生」の日々が綴られている。
  文体は著者があとがきや解説で使うユーモア調のもの。日記としてはおそらくこれが最も自分の理想形に近い。が、才能や羞恥心など様々な原因でこれは書けないだろうなと思う。作家も有名になってくると辛いものだ。その分お金にはなるけど。